中国の年間イベント・祭日をまとめてみた(1〜6月編)

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中国の1年間の中で中国に関心のある外国人が抑えておくべき重要な祭日やイベントをまとめてみました。

前提

中国は日常生活では基本的にグローバル標準の太陽暦が使われますが、太陰暦を前提にしたイベントも少なくありません。学校の始業式なども旧暦によって毎年変わりますし、新聞の日付にも補足的に太陰暦が印字されています。

本記事の日付は特に記載がない場合は太陽暦として扱います。

また、各イベントの頭には独断で重要度を付けてみました。

S:超重要(ほぼ全ての中国人がアクションを起こす)

A:重要(大部分の中国人 or 特定の層のほぼ全てがアクションを起こす)

B:普通(あまり重要視されない)

C:重要じゃない

【1月〜2月】

【A】元旦(1月1日)

1月1日〜3日は元旦で休みになります。とは言え、中国の正月は2月の春節がメインなので基本的に特に大きなイベントや習慣はないです。しかし最近の80年生まれや90年生まれの若者からすると、非常に重要な祭日です。

【C】腊八(旧暦12月8日)※1月初〜末

春節の関連行事、腊月(là yuè)は旧暦の12月の意味です。

この日が来ると、いよいよ旧暦の年明けが近いなといったサインです。

「腊八粥」というお粥を祖先に供える習慣があります。
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【C】小年(旧暦12月23日)※1月末〜2月初

春節の始まりの日です。と言ってもまだ休みにはなりません。

かまどの神を祭る日とされ、祭灶(jì zào)とも言われます。

関東糖(关东糖)という、白あめのお菓子を食べる習慣があります。

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【S】除夕/大晦日(旧暦12月29日)※1月末〜2月中

旧暦の大晦日です。この日から、1週間がいわゆる春節と言われる祝日です。

大晦日は里帰りして、家族で春晩という年越しTV番組(日本の紅白歌合戦のようなもの)を見る習慣があります。

また、夜の21時くらいからは街中に爆竹と花火が鳴り響きます。

なお、春節の時期に合わせてほぼ全員が一斉に里帰りするため、電車や飛行機は高騰&大混雑化する一方で、北京などの大都市はゴーストタウン化します。

【S】春節/旧正月(旧暦1月1日)※1月末〜2月中

旧暦の元旦で、大年初一(最初の1日)とも言われます。

家族や親戚が集まって、新年のあいさつをしながら過ごします。

公園や広場では、庙会(miào huì)と呼ばれる縁日が開催されます。

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【B】初六(旧暦1月6日)※1月末〜2月中

春節の休日の最終日。この日がUターンラッシュのピークになります。

【A】元宵節(旧暦1月15日)※2月初〜末

上限の節句とも言われる、春節の最終日です。元宵と言われるあん入りの団子が街中で販売されます。

元宵

また、春節の締めくくりで、夜には爆竹と花火が鳴り響きます。

【B】情人節/バレンタインデー(2月14日)

国際的なバレンタインデー。

最近では若者を中心に日本のように女性が男性にチョコを送る習慣が普及しつつあります。

日本と違う点は、男性が女性にバラを送るのが一般的で、この日になると路上にバラ売りが出現します。

日程が春節とかぶる場合もあり、そこまでは重要視されていない気がします。替わりに、旧暦の7月7日にもうひとつの中国版バレンタインデーがあります。

ちなみに、中国にホワイトデーはありません。

【3月】

【A】女性節(3月7日)

婦女節(国際女性デー)の1日前の若い女性向けのイベントです。

婦女と言われるのが嫌だった未婚の若者が、婦女節と区別するために90年台に始まった記念日です。大学のキャンパスには女性へのメッセージを書いた赤いバナー(易拉宝)があちこちに貼りだされます。

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【B】婦女節/国際女性デー(3月8日)

国連で定められた国際女性デーです。中国では、前日の女性節のほうがメインです。

【A】世界消費者権利デー/三一五(3月15日)

国際的に定められた消費者の権利を守るための日です。

この日に合わせてメディアが消費者問題を取り上げる特集などを組みます。

315晩会というTV番組が有名で、消費者に関わる色々な問題が取り上げられるため、中国ビジネスをしている人にとっては重要な日です。

【4月】

【A】清明節(4月5日前後)

中国の祝日で、土日と合わせて三連休になります。

墓参り(扫墓)に行ったあとに、春を楽しむための宴会をする風習があります。

【5月】

【B】労働節/五一(5月1日)

国際的な労働節(メーデー)で、五一(wŭ yī)とも言われる中国の祝日です。

昔は1周間の大型連休(ゴールデンウィーク)でしたが、2011年から調整されて3連休となりました。

スポーツイベントや労働者を表彰する集会などが行われます。

【A】母親節/母の日(5月第2日曜日)

国際的な母の日です。

日本と同じく、母親にカーネーションを送る習慣が定着してきていて、この日になると、路上に花売りが出現します。

【6月】

【A】儿童節/こどもの日(6月1日)

国際的なこどもの日です。

小中学校は休みになり、子供向けのイベントが多く開催されます。

この日には遊園地や映画館なども無料や半額になります。

【A】端午節(旧暦5月5日)※5月末〜6月中

春節、中秋節と並んで、中国三大伝統節句のうちの一つの祝日です。

日本の端午の節句と違って、男の子を祝う日ではありません。

この日は、ドラゴンボートというボートレースが行われる風習があります。

英語では Dragon Boat Festivalと言われます。

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また、この日にはちまき(粽子)を食べる風習があります。

【C】父親節/父の日(6月第3日曜日)

国際的な父の日です。が、母の日に比べるとあまり盛り上がりません。


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