100億回再生!?全てが桁違いの中国ドラマ5つの特徴

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最近、中国語学習の一環としてよく中国ドラマ(电视剧)を見ています。中国ドラマは基本インターネットで字幕(中国語・簡体字)付きで見れ、また中国社会問題もざっくり理解することができるため中国語学習には非常に役に立つ教材です。

そこで、今回は日本ドラマにはない中国ドラマの特徴を整理してみます。

(※注:権利の問題により中国動画サイトでの一部ドラマは中国国外からの閲覧はできません。)

放送回数が多い

中国ドラマは日本に比べて放送回数が圧倒的に多いです。

日本ドラマは基本、1話45分前後×12話完結ですが、中国ドラマは1回の放送時間は日本と同じものの、30話以下のドラマはほとんどなく、32話だったり、48話、中には70話を超えるドラマまであります。

百度が提携している中国最大の動画サイトiQIYIの歴代ドラマランキング上位10位のドラマの話数は以下の通りです。平均はなんと50.6話でした。

歴代順位 ドラマ名 ジャンル 放送話数
1 琅琊榜 歴史物 76
2 大秧歌 歴史物 79
3 花千骨 ストーリー物 58
4 反恐特战队 ストーリー物 40
5 花千骨2015 純愛 32
6 少帅 歴史物 48
7 伪装者 ストーリー物 48
8 北上广不相信眼泪 ストーリー物 44
9 大好时光 ストーリー物 38
10  煮妇神探  恋愛物 43

※上記はインターネット閲覧時の話数。TV放送時は統合されて少なくなる場合もあります。

毎日2話放送される

日本ドラマは週1回の放送が基本ですが、中国ドラマは週6回(平日&土曜日)&1日2話が基本です。よって全40話の長編ドラマであっても約1ヶ月ちょっとで完結します。

余談ですが以前、中国の友人が冗談で、「日本みたいに週1回しか放送されなかったら前回のあらすじ忘れちゃうよ!」と言っていました。

インターネット(携帯)を使って閲覧する人が圧倒的多数

日本のドラマはTVでの視聴が基本で、インターネットでの視聴は原則違法です。

一方で中国ドラマは原則毎日放送され決まった時間に見るのが難しいということもあり、圧倒的にインターネットでの視聴が多く、その中でも携帯(スマートフォン)の比率が非常に高いです。例えば、先ほどのランキングで歴代1位の「琅琊榜」のインターネット視聴の内訳は、76%が携帯、24%がPCとなっています。

中国ではスマートフォンの普及率が既に人口の90%を超えており、電車での移動時間などを利用して見ている人が多いようです。コンビニの店員が携帯でドラマを見ながら接客というのも中国ではよく見る光景です。

ただし、中国のモバイルのインターネットはまだ安定していないため、Wifi環境で携帯のキャッシュにダウンロード(缓存)して再生するスタイルが一般となっているみたいです。

再生回数が桁違い

世界最大人口の中国では、当然ドラマの視聴数も世界最大です。例えば歴代1位の「琅琊榜」は、iQIYI(動画サイト)だけで全話の合計再生数が38億回と桁外れです。別のインターネットサイト(例えば、Youkuでは31億回再生)やTVなどを入れれば、恐らく100億回以上の再生となるでしょう。日本ではどんなに人気のドラマでも10億回以上再生されたものは恐らくないです。

tv2

字幕がある

中国ドラマには基本字幕(簡体字)がついているので中国語学習に最適です。日本人であれば中級くらいのレベルになれば、字幕を見ていれば大体のストーリーは理解できると思います(内容にもよりますが)。

中国では漢字の読み方は、標準語の他に、上海語、広東語など様々な発音が混在しているため、字幕の重要性が日本に比べると高いそうです。ちなみに、標準語しか勉強していない中国人からすると、上海語や広東語は他の外国語なみに全く分からないそうです。

おまけ

中国ドラマの中には、中国の社会問題等のメッセージ性があるものもあります。

例えば、2015年秋に放送された「二胎時代」は、2015年10月に廃止された「一人っ子政策」に関連したドラマです。

こちらはまた別の機会に紹介したいと思います。